ストレスではげるのはなぜ?メンタルケアが薄毛ケアにつながる理由

ストレスはあらゆる病気の根源。
ハゲも例外ではなく、ストレスがどんどん溜まっていくと抜け毛の原因になってしまうそうです

信じられますか?
ハゲている自分を見るのもストレスなのに、さらに日常的に感じているストレスまで髪の毛に負荷をかけているんです。

生え際の後退や側頭部が薄くなってきたら、ストレスによるハゲが進行しているかもしれません。

「じゃあどうしようもないんじゃ…」

と思ってしまいそうですが、ここはストレスを減らす努力が大事!
ストレスのせいでハゲが悪化しているのなら、ストレス解消を実践できればはげるリスクも
減らせるはずです。

ストレスではげる…原因はおもに3つ

過度なストレスを感じると、人は身体に3つの異常をきたします。

1、自律神経の乱れ
2、ホルモンバランスの乱れ
3、自己免疫疾患

3つのうちどちらかを発症することで、抜け毛を促す可能性が十分にあります。

1、自律神経の乱れ

自律神経の乱れは、テレビの医療系番組でもよく聞きますよね。
ストレスのせいで交感神経と副交感神経のバランスが乱れて体調を壊しやすくなる…という話は、誰でも一度は耳にしたことがあると思います。

ストレスによって自律神経が乱れると、血管や筋肉を収縮させたり心拍数を上昇させたりといった役目を持つ交感神経が暴走します。

交感神経が暴走すると

・血液の流れが悪くなり、栄養が頭皮にまで届かない
・緊張状態で睡眠不足になり成長ホルモンが分泌できない

という事態に。

髪の毛にとって栄養や成長ホルモンは大切です。
しかし、ストレスによって交感神経が暴走するとメリットがどこにもないのです。

2、ホルモンバランスの乱れ

過度なストレスを感じると、体内ではコルチゾールが分泌されます。
コルチゾールはストレスホルモンとも呼ばれているほどの物質で、体内のホルモンバランスを乱す原因に。

ハゲの原因となる男性ホルモン・DHTを増加させるきっかけになるため、抜け毛が引き起こされるのです。

ホルモンバランスの乱れによる抜け毛は、女性でも起こり得ます。
女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減り、髪のツヤやコシを保てなくなり頭頂部からどんどんはげていきます。

ホルモンバランスの乱れは男だけでなく、女性も注意が必要ですね。

3、自己免疫疾患

自己免疫疾患とは、本来であれば自分の身体を守ってくれるはずの免疫細胞が、ストレスからくる負荷によって攻撃細胞へと変わることを指します。

ストレスによって自己免疫疾患が引き起こされると、免疫細胞が暴走
いつもあるはずの身体の細胞をなぜか「有害なものだ!」と判断して攻撃してしまうのです。

とある実験では、ストレスによる自己免疫疾患の発症率が増加したとなっています。
ただ、自己免疫疾患と抜け毛の因果関係については、まだハッキリと分かっていないんだとか。

どちらにせよ身体の中にある細胞は味方につけておきたいものですね。

ストレスはげを防ぐ3つの方法

ストレスによるハゲを回避するには、いたって簡単!
ストレスを感じなければいいのです。

「言うは易し行うは難しだよ」と怒号が飛んできそうですが、
ストレスによる抜け毛を回避するには原因をなくしちゃうのが一番。

ただでさえ自分がハゲているのを見るだけで嫌気がさしてストレスがたまることもあるのに…、
どうやって解消していくのか?

簡単に言うと、以下の3つの手法があります。

1、クリニックで医者に相談する
2、ストレス解消法を探す
3、ウィッグや帽子を着用する

それではさっそく詳細をチェックしていきましょう。

1、クリニックで医者に相談する

髪の毛がどんどん抜けていくという不安は、大きなストレスになります。
ハゲている原因や治療法は、専門医に尋ねてみるのが最適。
悶々と悩み続けるよりもきちんと相談して、正しい解決へと導いてもらえば安心できますよね。

それに、他人には言いづらかった「薄毛」という悩みを口に出すことで心も軽くなりそうです。

2、ストレス解消法を探す

ストレス解消法を探すと題しているのは、個人によって解決方法が異なるからです。

たとえば、
・運動を定期的に行う
・たくさん寝る
・マッサージを受ける
・趣味に打ち込んでみる

といった方法がありますが、人によっては「運動は無理だよ~」ってなる人もいるはずです。
だからこそ、自分が一番ストレス発散できているなというシーンを発見したり増やしたりすることが必要なんです。

趣味といえばゲームやマンガ、音楽になりがちですけど、一番のストレス解消は読書なんだとか。
とあるイギリスの研究チームによると、1日30分間読書をしている人はしていない人に比べて6割もストレスが低下しているという結果になったようです。

3、ウィッグや帽子を着用する

僕のようなハゲにとって一番の苦痛は「人に見られている」と感じること。
一番のストレスと言っても過言ではありませんね。

日常的なストレスを解消するなら、まずは視覚的ストレスを解消したほうがいいでしょう。
そこでおすすめしたいのが、ウィッグや帽子の着用。

着用するだけでハゲ部分を隠せるから、見られているという気持ちがなくなり気がラクになります。

ストレスを減らすことが薄毛リスクを減らすカギ

ストレス社会なんて言われる現代を生きる僕らにとって、ストレスの根本を取り除くのはなかなかできません。

「早く抜け毛をどうにかしなくては」
「ストレスを発散しなくちゃ」

という焦りや緊張感は、余計に自分を苦しめる要因になります。
自分を追い込まないように治療をするためには、何事も焦りは禁物!

ストレスや薄毛を受け入れつつ、焦らずに少しずつメンタルケアを意識していけるといいですね。