シャワー中に髪をすくうと毛がゴッソリ抜ける、なんてことはハゲあるあるですよね。
通常の人でも1日に100本近く髪の毛が抜けますが、ハゲはその倍以上です。
抜け落ちる髪を見るのが情けなくて、
「むしろ髪の毛を洗わない方がいいのでは?」
と極論的な考えに至ってしまった僕。
しかし、これではいけないと調べてみたらどちらもやりすぎはダメだとわかりました。
正しいケアが薄毛対策の近道!(しかし道のりは長い…)
この記事では、「洗いすぎ・洗わなさ過ぎると、どうしてはげるのか?」について、わかったことをまとめています。
洗いすぎるとはげる理由
ハゲている人がシャンプーを使って頭をゴシゴシ…。
頭皮がつるつるになってキレイさっぱりになるあの爽快感、最高ですよね。
でも、僕みたいなハゲはやってはいけない洗い方なんです。
必要以上に洗いすぎると、薄毛の原因になってしまうんですよ…。
1、キューティクルが滅亡
2、乾燥・フケを生じるキッカケに
3、頭皮が傷つき脆弱な皮膚へと変貌
頭皮や髪の毛を洗い過ぎると必要な皮脂がすべて洗い流され、表皮の新陳代謝が一気に低下。
皮脂は煩わしい存在でもありますが、頭皮のバリア機能を担っている役目もあるのです。
洗いすぎによって頭皮を守ってくれる存在がいなくなってしまい、バリア機能が下がって炎症が起きやすくなってしまうんです。
炎症が起きやすい頭皮=弱い皮膚となり、そこから生えてくる髪の毛もよぼよぼのおじいちゃんみたいな毛が誕生するキッカケに。
しっかりと強くて長生きしてくれる髪の毛を育てるためにも、土壌となる頭皮は労わってやらないといけません。
特に夏はハゲだからか、汗が止まらない人もいるでしょう。
そんな汗ばんだ日はスッキリ爽快にシャワーで頭皮を洗いたいものです。
しかし、洗いすぎは頭皮をイジめているだけでなく、そこから生える予定だった髪の毛の未来さえも奪ってしまいます。
洗わないとはげる理由
「洗いすぎではげるのであれば、洗わなければいい!」と思った同志いませんか?
僕と同じ考えですね。
洗いすぎが良くないのであれば、洗わなさすぎるのもNGです。
「何事もやりすぎはダメだよ」って、今までの人生で何度言われてきたでしょうか?
頭を洗わないことで薄毛を招いてしまう理由は主に3つ。
1、皮脂汚れで毛穴がつまる
2、フケや皮膚炎を生じる
3、髪の毛が十分に育たず抜け落ちる
通常、皮脂は頭皮のバリア機能がある存在ですが、分泌量が多くなると細菌のエサ場になります。
特に、菌が増殖しやすい夏は地獄。
夏に髪の毛を洗わないなんて人は少数派かもしれませんが、皮脂汚れが溜まりにたまって細菌だらけになっている可能性は高いといえるのです。
余分な皮脂や汗、汚れがどんどん頭皮にたまっていくと髪の毛や頭皮にダメージを与え続けて、フケや皮膚炎を生じる原因に。
頭の上からポロポロと角質が洋服の上にかかるのは、客観的に見ても少し恥ずかしいですよね。
その反応を見て、ハゲなのに更にフケで落ち込むのはツラ過ぎます。
さらに皮脂がたまっていると頭皮へと栄養を運べなくなり、髪の毛にもダメージが…。
菌や皮脂にまみれた頭皮では毛根に栄養が届かない
↓
髪の毛がどんどん弱くなる
↓
髪が育つ前に抜け落ちてしまう
頭皮へのダメージを恐れて洗わなさ過ぎるのも、かえって抜け毛の原因になってしまうということなんです。
抜け毛を減らすための正しい洗髪方法
洗いすぎもダメ、洗わないのもダメとなると対策すべきは洗髪方法です。
正しい&やさしい方法で洗うことで、頭皮も髪の毛も守っていきましょう。
1、濡らす前にブラッシング
2、ぬるま湯で予洗い
3、シャンプーを泡だてる
4、優しく指の腹で揉みこむ
5、シャンプー泡をしっかりと洗い流す
予洗いとは、ぬるま湯で髪の毛や頭皮についた汚れをある程度流すという工程を指します。
髪の毛や頭皮についた花粉やハウスダストは予洗いで9割は落とせます。
しかし、頑固な皮脂までは落ちないため我々はシャンプーを使うのです。
頭皮を洗う時も、爪でガシガシしてはいけません。
指の腹を使ってゆっくりと傷つけないように洗いましょう。
また、髪の毛を洗う頻度は1日1回が理想!
朝シャンで目をパキッと覚ますなんて人もいると思いますが、あまり推奨されていません。
1日1回以上の入浴は洗いすぎになるといっても過言ではないのです。
+αのケア方法!アウトバスケアとは
入浴後に髪の毛をケアする方法もあります!
最初だけじゃない、最後までしっかりと髪の毛を育ててあげるワンステップアップした手法です。
「そんなの男がやる必要ない」なんて言葉は禁句。
ハゲているからこそ、僕たちは女性よりも髪の毛を労わってあげないといけないのです。
アウトバスケアとは、入浴後に行うお手入れを意味します。
アウトバストリートメントが有名ですね。
毛先だけにつけるトリートメントで、入浴後の髪の毛をコーティングしたり補修したりするアイテムです。
髪を育てつつキューティクルも取り戻したいという人は、ワンステップアップしたアウトバストリートメントを取り入れるのがいいようです。
ちょっと面倒そうだけど、僕もやってみようかな。